うつ治療に学ぶ医学的ストレス解消 ~メンタルハック

旧帝大理系→人気企業入社→活躍!→うつ発症、休職→うつを軽視し即復職→うつ再発・再休職orz(イマココ)  意識高い系の元モーレツ理科系クリエイターが、挫折を経て最新のストレス研究を徹底調査&即実践!メンタル強化への役立つ情報と、自身の体験談を更新中 @eli_masa_ /メタ認知/マインドフルネス/ワーキングメモリー

「新型うつの是非」170701うつ・ストレス最新ニュース

7/1日のうつ・ストレス最新ニュース。できるだけ毎日更新してます。

(フィードが飛ばないように過去の日付にしています)

今回はいつもと違い、無駄に熱く書いてしまいました。
テーマは、「新型うつの是非」について。(あまり目に触れないようひっそり公開します笑)

 

それでは!

最新記事の紹介していきます

www3.nhk.or.jp

長時間労働や、職場での強いストレスが原因で昨年度、うつ病などになったとして、労災と認められた人は500人近くにのぼり、これまでで最も多くなったことが、厚生労働省のまとめでわかりました。

年代別に見ますと、40代が144人と最も多く、次いで、30代が136人、20代が107人となっています。
労災認定された人のうち、いわゆる過労自殺をした人は未遂を含めて84人で、この中には大手広告会社・電通の新入社員だった高橋まつりさんも含まれています。

 →こういう、現状を素直に憂うような記事があるかと思えば、
 新型うつ、未熟型うつ、逃避型うつという新しい分類を作り、20代〜30代のうつを甘えのように論じる風潮もある。

 私が愕然としたのは、複数の会社の産業医も務めるような先生が、『私は新型うつの事を「平成うつ」と呼んでいる。経済的に恵まれた環境で育ってきた若者がこうした厳しい社会に放り出された途端、挫折感を味わって離職へ。彼らは人格的に未熟な事が多く、治療の中で人格的に成長させる必要がある』などと、書いている書籍を読んだ時だ。その高名な先生殿は、学生の頃、研究室で厳しい体験をし、自分は人格的に成長したとのことである。本当の人格者は自らのことをそのように評すだろうか・・。また、「平成うつ」などという、どこか侮蔑のニュアンスを含む用語を用いるだろうか。

 心療内科が身近になったこと、メンタルヘルスへの意識が高まったことで、軽症のうつ症状の人が、病院へ行くようになった。そして、病院へ行く人が増えれば、医師の裁量で診断書がでる人も増える。
そこまでは分かるが、「今時の若いもんわ」的な考えや、医師という圧倒的に恵まれた社会的なステータスが生み出す奢りによって、現状を見誤らないで欲しい。事実、だいたいこういう論調で出てくるデータは、

・「精神疾患者が増えている」ファクト
・「軽症の人が多い」ファクト
までが客観的なもので、その後、
・「今時の若いもんは怒られず、挫折もせずに育っている」主観
・「最近の若いもんは人格的に未熟で精神的に弱い」主観
・「うつで休んでいるのに海外旅行に行き、その様子をブログに
  アップする人もいる」 極端な事例の一般化

また

・「最近の若いものは3年以内での離職率が高いから、根性がない」
 というのも論理の飛躍であり、情報化社会で他業種の情報が簡単に手に入ること、社会的に転職がネガティブに見られなくなったこと、変化が激しい時代であり新卒で入社した業界が衰退する可能性があることなども加味した上で議論すべきではないか。

 

こういう、とんでも論のせいで、うつ患者がどれだけ苦しんでいるか、周囲から冷たい目で見られているか。

 

私の話をしよう。私は、明るい性格である。小さい頃から明るいと言われていた。(=不真面目ということではないと自分では思っている)
また、明るい性格を自認しているが、根っこから明るい楽天主義者ではないとも思う。これには生育環境、遺伝要因が絡んでいると自分では思っているが、そのあたりは割愛する。人の性格は複雑だ。

 

ただ、病気も調子が良いときは元の明るさが顔を出すこと、また他人と接するときは少し無理をしてでも明るく振る舞う癖があること。
そのせいだと思うが、「君はいわゆる昔ながらのうつ病じゃないから、新型うつなんじゃないか」と、病気に関して全く無知の人、複数から言われた。(ということは、もっと多くの人が口には出さないが思っているのだろう。)
そう言われると、いや言われなくても、症状が重いときは、自分が、ただの甘えんぼうなのではないかと、自分を疑い、自分を責める。心の底から自己嫌悪に陥る。いっそのこと、・・・すれば、自分が新型うつだという疑いが晴れるのではないか、というような、もはや何が大事で何が大事でないのか、いま考えれば本末転倒な考えまで本気で考える。

しかし、診察をしてもらった医師(複数)に訪ねても「いわゆる新型ではない」、「従来型のうつとも完全に一致はしないが、うつ症状はそれぞれ違っており、スペクトラム上に広がっている」というのが全員一致の回答である。
しかし、事情により、また主治医を変えざるを得なくなった。その主治医は積極的に新型うつを支持している人物である。どういう診断が降るかで、これまでの自分の人生を否定されるかのような恐怖心を覚える。
(じゃあ、なぜ主治医を変えるんだとお思いでしょうが、これにも致し方ない事情がある…)

 

私、個人の話は、一例に過ぎない。

皆さんはどうお思いですか?

 

 

 

 

今日は、やたらと熱くなったので、、他の記事はノーコメントで失礼します。

careersupli.jp

greenz.jp

 

style.nikkei.com 

www.shinjuku-mental.com

www.zakzak.co.jp

www.digimonostation.jp 

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