(週刊ニュースTop5)精神労災過去最高・雨とうつ・瞑想驚異の効果・抗不安薬の依存etc~うつ・ストレス1週間まるわかり~7/2週~
エリまさです。
- 毎日うつ・ストレスニュースをまとめてます
- 第5位:雨とうつの関係について
- 第4位:三菱地所、マインドフルネスのプログラムを提供
- 第3位:うつ病患者へのベンゾジアゼピン併用、リスクとベネフィットは
- 第2位:マインドフルネス驚くべき効果
- 第1位:「心の病」の労災認定、過去最多
- おまけ:認知行動療法を学べるアプリ1080円
- 最後に1週間分記事一覧
毎日うつ・ストレスニュースをまとめてます
リハビリを兼ね、毎日、うつ・ストレス関連のニュースをまとめるという、なんとも地道な作業をしております。(リンクは記事下部にまとめます!)
このブログに上げてるのですが、毎日読者の皆さんにお届けするのはマニアックかなと思い、投稿日時を過去に設定してフィードに出ないようにしてます。
(もし、毎日チェックしたいから更新通知して!という奇特な方がいらっしゃれば、Follow @eli_masa_newsして頂けると便利です。)
ただ、1週間溜まると、皆様にも紹介したいな!と思える記事もいくつか出てくるものでして!!なので、今週から
「週刊ニュース うつ・ストレス1週間まるわかり」を発行します。(さぁ、三日坊主になるか、ならないか!張った張った〜!!)
では参りましょう!(一部、うつ通院中の方にしか関係ない部分もあるので、非うつの方は読み飛ばし、ストレスマネジメント関連の記事のみご覧ください〜)
第5位:雨とうつの関係について
すいません、こちらの記事、正確に言うと、今週の記事というわけではないのですが、
梅雨の季節の悩みである、雨とうつについてとても良くまとめてあるので、紹介させて下さい。
“うつ病”の場合はそれだけでなく、そもそも外出が困難になる背景には“うつ病”特有の心の動きである“制止”の影響があるのです。
制止とは、何かをしなければいけないとき、あるいは何かをしようとしているときに、その動き出しにブレーキがかかる精神運動症状のことです。
雨の日はなおさらそうです。晴れの日よりも何かと煩わしいことが増えているのですから、外出のハードルはより高く感じられるのです。当然、制止もさらに強くなるでしょう。
そこで、いくつか工夫をしてみましょう。子供だましのようなことかも知れませんが、何もしないよりはましです
→ということで、このサイトでは5つの方法が紹介されています。
【1】形から入る【2】部屋を明るくする【3】刺激を与える【4】注意を他へ逸らす
【5】予定のアクセントを変える(楽しみを用意する)
ぜひ詳細は、上記リンクから読んでみて下さい。一つでも参考になると幸いです。
第4位:三菱地所、マインドフルネスのプログラムを提供
野村総合研究所が開発したウェブアプリ「Well plus+(ウェルプラス)」を活用し、従業員一人一人の健康状態や就労状況を見える化。体重や血圧、食事、睡眠時間など日常の健康に関するデータに応じたプログラムを紹介する。主なプログラムは、ニューロスペースの「睡眠改善セミナー」や日本駐車場開発の「マインドフルネスヨガ」など。
→シレっと書いてありますが、国内の大手企業でマインドフルネスを採用したという話は聞いたことがなかったので、ある意味大きな一歩なんじゃないかな!と個人的には思います。これで効果があがれば、他の会社も導入することになると思うので、上手く行くと良いですよね!!
第3位:うつ病患者へのベンゾジアゼピン併用、リスクとベネフィットは
ベンゾジアゼピン(BZD)は、うつ病患者に対し、より早期に抑うつ症状を改善したい場合や不安症状を軽減したい場合に短期間用いられ、抗うつ薬治療の継続を改善する。しかし、BZDは、数週間
→非常に注目の記事の書き出しだったので、中身がとても気になったのですが、
「医療関係者のみ閲覧可能」だそうです。
世の中そういうことってありますかね??メーカー、金融、IT、飲食、不動産など
たくさん業界がありますが、無料で見られる情報なのに、その業界関係者のみって。
まぁ、だいたい内容の想像はつくので、類似の内容が書いてありそうなサイトを探しました。
抗不安薬の安易な増薬は、リスク・ベネフィット比が不良であると強く指摘されています。
リスク(=副作用などの危険)が増える割に、ベネフィット(=「不安が改善した」などの効果)が得られにくいのです。
リスクで代表的なものは「耐性」「依存性」です。
→せせらぎクリニックさんのサイトは、情報が丁寧にまとめられていて、非常に役に経つのですが、個人で運営されているので、やや言い方がマイルドであるようにも思います。そのサイトでも「リスク・ベネフィット比が不良であると強く指摘されています」
とのことです。
こちらのニュースはご存知でしょうか、今年3月21日のニュースです。
対象はエチゾラム(デパスのジェネリックです)やアルプラゾラムなど44種類の薬。BZ系薬は短期の使用では高い効果を得られるが、薬をやめられない依存性や、やめたときに不安、不眠などの離脱症状が生じることがあるとされる。日本では広く使われているが、欧米では処方が控えられ、長期的な使用も制限されている。
厚労省は、「承認用量の範囲内でも、薬物依存が生じる。漫然とした継続投与による長期使用を避けること」と注意喚起
→国がはっきりと、名言してるって言うことですよね。
果たして現状、これが守られているのか・・。
うつの人の不安を煽ることは良くないのは、百も承知ですが、
自身の勉強不足から、デパスに完全に依存しきり、かえってそれにより、
通常時でさえ不安症状に苦しめられた経験から、私は警笛を鳴らしたい。
最後に、自分の身を守るのは自分ですから。
第2位:マインドフルネス驚くべき効果
『Consciousness and Cognition』誌に発表された驚くべき研究で、被験者が日に20分間の瞑想を4日間続けると、記憶力と認知能力が著しく向上し、ストレスレベルは低下することが実証されました。中でももっともすべき点は、瞑想をしたグループは、流動性知能の重要な部分である作業記憶が10倍も良くなったことです。
→マインドフルネス信者の私としては、まぁこういう記事を毎週取り上げることになるとは思います笑。
正直、記事の内容は、見出し以上のなんでもないので、読まなくても良いです笑。
マインドフルネスやりましょうよ!!ということは、一貫して伝えて行きたいですね
第1位:「心の病」の労災認定、過去最多
過労などが原因で「心の病」を患い、労災認定された人が2016年度は498人となり、2年ぶりに過去最多を更新した。職場のパワハラが原因で認定されるケースの増加が目立つ。
代別では、20代の増加が目立つ。30代~50代が前年度より微減となる中、20代は20人増えて107人となり、全体を押し上げた。
20代の若者が即戦力として期待される傾向が強まり、職場で過度なプレッシャーにさらされているとも指摘し、「業務量を減らしたり、親身に相談・指導したりする配慮が職場に求められている」と話す。
→今週、一番大きなニュースはこちらではないでしょうか。
憂うべき内容ですが、
メンタルヘルスに注目が集まることは、結果としては良いことだと思います。
何より、これを見て「若者の新型うつは甘えだ」論者の方々は
どういう反応をなさるんでしょうかね?
「昔の人は精神が強かったからパワハラをはね返せた。
パワハラをはね返せない若者は根性が足りない!」くらい言いきるんでしょうか。。
おまけ:認知行動療法を学べるアプリ1080円
→効果があるものは何でもチャレンジ!という精神のせいで、勢いで課金し、
その後全く使ってないです・・。いつか必ずや記事化します。
そうです、1080円を供養するためです。
ぜひ読者登録、twitterフォローお願いしますmm(基本、相互です!)
以上、本日もお目通しありがとうございました。
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最後に1週間分記事一覧
いやー、一週間ご苦労様でしたmm