感情を切り替える根拠の確かな7つの手法
前回は、ネガティブな感情の悪循環について書きました!
繰り返しますが、ネガティブな感情の悪循環で頭がいっぱいになると、うつ状態になりますが、
どんな人でも、(もちろんビジネスマンにとっても)
ネガティブな気持ちをできるだけ早く切り替えること、
そして、そもそもネガティブな感情の発生の制御することは大きな課題ですよね。
おさらいすると、何か悪いことがあり「いやな気持ち」「不安」などの”憂鬱な気分”になると、
"ネガティブな思考回路が強化"され、”否定的な考え"が浮かび、さらに”憂鬱な気分になる"という、
負のスパイラルに落ち込んでしまうのです。
では、それを防ぐにはどうすれば良いか。
それらを感情hack手法と呼ぶことにします!(今、思いつきました)
今回は、感情hack手法を網羅的に紹介し、そしてそれがどういうメカニズムで、
ネガティブな感情をストップさせるのかということを中心に説明しようと思います。
(それぞれの手法の掘り下げは、次回以降にします)
図
(この図も自作・自信作です。一部理解不足ですが、、)
上図、馴染みのある言葉から、あまり聞きなれない言葉もあると思いますが、
この7つが私が現在認識している、ネガティブサイクル防止法の大枠です。
感情hack手法①認知行動療法
心理療法の中で、現在最も効果的と考えられている治療法です。
個々人の「認知の歪み」(考え方のクセのようなもの)を修正することで、
異常な不安感、憂鬱を解消します。
私は、初めて、この考え方に出会ったとき、目からウロコが落ちるような感覚でした。
一つぐ具体例として、以前の私の「認知の歪み」を挙げると、
「人生において、自己実現のためには仕事が最も重要で、全身全霊を持って取り組まなければならない。
仕事の成功=人生の成功である。」
こういった考え方は、モーレツサラリーマンに有りがちですし、実際、成功者のマインドである場合も少なくありません。
しかし、職場環境・生まれ持った感受性・そしてその人に降り注ぐ不運な出来事は人それぞれで、このような偏った考え方が、
当人を苦しめ、パフォーマンスを下げ、更には鬱の大きな原因になるというのも、紛れもない事実です。
感情hack手法②マインドフルネス
瞑想には、2種類あることをご存知ですか?
(a)注意制御能力を高めるサマタ瞑想(止瞑想)
(b)エクスポージャー作用(記憶や未来の考え、感覚に対する、不適応な反応を消去する)
のあるヴィパッサナー瞑想(観瞑想)
この二つをごっちゃにして説明している書籍が多いように感じます。
それぞれ切り分けて瞑想に取り組むようになってから、
私は格段に効果を実感できるようになりました。(後日、記事化しますね)
感情hack手法③薬物療法
鬱の第一選択薬です。
脳内のセロトニンの濃度を上昇させる効果があります。
感情hack手法④対人関係療法
「重要な他者との現在の人間関係」を良くすることを目標にします。
これによって、自分の①で触れた、悪い「考え方のクセ」や、「認知の歪み」を
第三者の視点で修正してもらうことが可能です。
感情hack手法⑤リラクゼーション
アロマ、音楽などは、扁桃体により、感情が暴走している状態を、
抑える効果があるそうです。
この分野は、私自身、最近取り組み始めたばかりなので、バリエーションを
増やしていきたいです。
扁桃体に働きかけ感情を制御する力が強まります。
(このあたりは、まだ一部、研究段階&私の勉強不足もあるのですが、
ワーキングメモリーという言葉は今後も注目されることと思います)
感情hack手法⑦セロトニン分泌
すいません、これだけ手法でなく、効果の方なのですが、、数が多いので。
・規則正しい生活(特に朝の日光)・リズム運動(歩行・咀嚼など)
これに当たります。
長くなりましたが、今回の記事は、
このブログの目次みたいなものです。
今後、これらの感情hack手法についての”掘り下げ”及び、
”新しい感情hack手法”の開拓を行っていきたいと思います。
コメント、リアクションもらえると嬉しいです!!
引き続きよろしくお願いします。