ネガティブな感情の悪循環 (うつの人がどんなことを考えているのか)
何か悪いことがあって、落ち込んだり、嫌な気持ちになったとき、
他のことにも悪影響が出てしまう。
そんな経験が、みなさんには今までありませんか?
今回は、うつの最大の原因と言っても良いと私が考えている
「ネガティブな感情の悪循環」についてです。
誰でも悪いことがあったら、気持ちが沈むのは当然ですが、
ある程度、早くに気持ちを切り替えることができる人もいれば、
気持ちを切り替えるのに時間がかかる人がいると思います。
私、エリまさは、完全に後者です。
(でも、今回の経験を機に、早く切り替えれるようにしていきたい!)
今回、休職中に、たくさんの本を読み(マンガ・新書から専門書まで)、自分の病気を理解しようと努めた中で、
もっとも大きな発見は、この「ネガティブな感情の悪循環」についてでした。
図:ネガティブな感情の悪循環
この図は、ティースデールのiCSモデルを基に、
一般的に平易な言葉を使って表したものです!
(単純ですが、分かりやすくできたと思います。自信作!)
①何か悪いことがあると、人は憂うつな気分になります。
(例:ミスをしてしまった・・。悲しい)
②そして、ここがポイントなのですが、憂うつな気分になると、
ネガティブな思考回路が、通常よりも強まってしまうのです。
③強まったネガティブな思考回路により、否定的な考えが生み出されやすくなります。
(例:またミスを繰り返してしまうのではないか。)
この悪循環が続くと、
「ついこの間も、似たようなミスをして怒られたところじゃないか」
「ミスばかりしていたら、周りからの信頼は確実に失われるぞ」
「自分には仕事しかないのに、そこで結果を残せないのは人生において大きなマイナスだ」
「そもそも自分の人生は失敗だらけだ。部活・受験・就職・社会人生活いずれも失敗の連続だった」
「ここまでやってこれたのが不思議なくらいだ。」
「それにこれからの人生についても、一体どんな希望が持てるのだろうか」
「このままだと周りに迷惑をかけ続けることにもなる。」
「いっそのこと・・。そうしたら、きっと周りの人も許してくれるだろう」
『いやいや、さすがにここまでネガティブにならないでしょう!!ヾ(・・;)ォィォィ』
と、お思いの皆さん!
これ、つい数ヶ月前まで、真剣に、私エリまさが考えていたことです。
つぶやきのように残されていたevernoteの切れ端をつなぎ合わせて作成しました。
ではどうすれば、この「ネガティブな感情の悪循環」から抜け出せるか。
それが、初回の記事で触れた、
詳しくは次回以降を乞うご期待!
P.S.
このネガティブな感情の悪循環のたちの悪いところは、
このネガティブな感情の悪循環のたちの悪いところは、
考えていること自体が100%間違っているわけではないというところなんです。
この間ミスをしたこと、ミスをすると信頼を損ねること、仕事は人生においてある程度大切なことであること、人生誰しも多くの失敗を経験していること、将来は希望だけではないこと、今後も周りに迷惑をかけることがもちろんあること。
最後のいっそ・・のところだけは、明らかな間違いですがね。
最後のいっそ・・のところだけは、明らかな間違いですがね。